NEWS

2020.08.28

マウンテンバイクツーリズムのコンサルティング業務レポート

この記事をシェアする
こんにちは、NINEの中嶋です。
今日は先日行った、マウンテンバイクツーリズムのコンサルティング事業をご紹介したいと思います。
 
 
[経緯と目的]
今回は以前縁あってPMBIでご一緒した東北/八幡平のクラブマン様からご相談をいただき、安比高原様のご依頼で現地5日間の視察を行ってきました。視察の目的はタイトルにもある様に現地でのマウンテンバイクツーリズムの可能性を探り、そのエリアにあったビジネスモデルを提案させていただくものです。これには現地の方々へのヒアリングとその土地の地形を実際にみた上で、ターゲットとなるお客様層に合わせコースのレイアウトをしたり、現在ある施設をどの様に有効活用していくか、長期的に見てビジネスとして展開し持続していくために必要な点を見極める事が含まれます。
 
[概要]
出発日は朝ニセコグラン・ヒラフMTBパークでコースチェックとSpecializedの試乗会に顔を出して、10時過ぎにニセコを出発。車とフェリーで約8時間ほどかけて、八幡平市安比高原に向かいました。
 
 
 
視察初日は午前中に現地のスタッフの方々と顔合わせ後、スキー場のベースとなる施設や宿泊施設を拝見。午後からはゴンドラ山頂に上がって、翌日からの視察の確認等を行いました。天候は残念ながら曇りでしたが、これまでのスキー場の歴史や現在の状態、今後の展開等をお伺いし、スキー場の施設もマウンテンバイクに利用するのには十分でかなりポテンシャルが高い事を感じました。
 
 
 
翌日以降はスキー場敷地内を様々な角度から見せていただき分析、いくつかのエリアに分けて利用方法を検討していきます。滞在後半に入るタイミングでは今後の事業展開をスムーズにするために、初期の視察内容を報告。またマウンテンバイクツーリズムのファクトやコースの造成の仕方、営業/オペレーションに関してのプレゼンテーションを行い関係者の皆さんと情報共有をさせていただきました。大まかなコース展開の目星がついたところで優先順位の高いエリアから細かい部分をひたすら歩いて確認、コースレイアウトの調整を行います。
 
 
その後いただいた情報をニセコに持ち帰り、後日提案書を作成・提出して今回は一旦終了。
安比のポテンシャルを活かして東北最大のMTBパークを目指し、今後どの様に展開していくかを協議し進めていきたいと考えています。
 
この様な機会を与えてくださった、安比高原様、Clubman様、八幡平DMO様、ありがとうございます。
東北のマウンテンバイカーの皆さんは勿論、アウトドア好きの皆さん、安比ファンの皆さんお楽しみに!
 
 
[総論]
弊社のミッションとしてマウンテンバイクで世の中を良くしたいと言うのがあります。
ベースになるニセコエリアのマウンテンバイク環境の向上はもちろん、日本各地にある地方自治体やスキーリゾートさんに、これまでの経験から蓄積されたノウハウをお伝えし、国内全体で盛り上がっていく事。そしてマウンテンバイクが日本で次世代に残すべき文化となることを目標としています。
 
絶対に成功する方程式はありませんが、航海に出る時に地図も持たず大海原で何が待ち受けているか分からない状態では目的地にたどり着くのは至難の技。そこで、既に経験からくる知識や情報(航海でいえば、最新の地図、海や道具の情報や良い船乗り等)が手に入るのであれば、それを使わない手はないと思います。少しでも成功する確率を上げていくためにこういった準備に時間をかけ、様々なリソースを使うのは必須でしょう。
 
これから新しくはじめてみたいけど何からしたら良いか分からない、既に行っているけどもっと集客したいといったスキーリゾート、自治体、アクティビティ事業者の方いらっしゃいましたらいつでもお気軽にこちらからご相談ください。NINEは皆さんのエリアのマウンテンバイクシーンを盛り上げるお手伝いします!
この記事をシェアする

一覧へ戻る